こんにちは。6月に入りコロナ予防でご利用自粛されていたご利用者様が再開され、にぎやかなまちトレが戻って来ました。
引き続き感染予防対策は油断することなくしっかり行って参ります。
感染予防対策のひとつとして飛沫の原因となる発声練習や口腔体操を自粛していますが、マスクを着けたまま口を開けずにできる口腔体操をやっています。
職員もマスクをしている為、口元が見えないので絵にかいて、真似していただきます。
今日は絵とともに少し口腔機能についてもお話ししていきます。
①ほっぺをプクッ
唇と頬に力を入れて片側ずつ膨らませます。
唇、口の周りの口輪筋を鍛えます。しっかり噛む為や、食べこぼし防止に効果的です。
②舌回し
口を閉じて舌で歯の表面をなぞるように、上下ぐるりと円を描くようにゆっくりと回していきます。
舌は、食べる・話す・呼吸・笑う・体のバランスをとるなどと様々な機能を持っています。
この舌回し。実は、様々な効果があります!
①咀嚼力アップ↑↑
唇、頬、喉、首、顎などの筋肉も鍛えられ噛む力(咀嚼力)をアップする効果が期待できます。
②円滑に話せるように♪
舌は筋肉の塊です!体の筋肉と同じように使わなければ機能は衰えていくのです。。
動かすことにより筋肉の凝りをほぐし、筋肉を鍛え、もつれを改善し円滑に会話できるようになります。
③顔のエクササイズとしても。。
リンパの流れも良くなり、ほうれい線やシミ、しわの予防にも効果絶大です!女性にとってはうれしいですね(^^)/
④唾液の分泌アップ↑↑
唾液腺が刺激され分泌が促進されます。唾液には様々な重大な機能があります。
どんな機能があるか?とその前に、「唾液」というキーワードが出たところで、まずは唾液腺のマッサージ行ってみましょう!
③唾液腺マッサージ
皆様には絵を見ていただいて三ケ所ある唾液腺の場所をまず確認していただきます。
職員のする動作を真似しながら三ケ所順番に指をあてマッサージしていきます。酸っぱいものを想像すると唾液が出やすくなりますよ(^^♪
耳下腺は、上の奥歯のあたりに指を置きくるくる円を描くように回していきます。反対回しもすると効果的です。
舌下腺は、顎の真ん中、骨の内側の柔らかいところに親指を当ててグーっと上に突き上げるように押していきます。
顎下腺は、舌下腺の位置から外側(耳の方向)に向かい親指で押していきます。
じんわ~りと唾液が出るのを感じたら最後にゴックン。嚥下の訓練もかねて飲み込みます。
それでは先ほどの唾液の機能についてのお話です。
唾液は1日成人で1~1.5㍑の分泌があり、70代ではなんと、3割ほどに減少すると言われています。
①虫歯・歯周病の予防
②食事・会話が円滑に
③口腔内の乾燥予防
④消化・口腔内粘膜保護などなどたくさんのからだに大切な機能を持っています。
食事前に行うと円滑に食事がしやすくなります。就寝時も口腔内が乾燥しやすくなる為マッサージに合わせて先ほどの舌回しを就寝前に行うのもおすすめです(^^)/
皆様もぜひやってみてください♪